ワークショップについて
〈こゆるぎ〉
随時開催 お申し込みが必要です。
少人数(4~5組)で月1~2回のペースで基本的には計6回連続します。
ご家族参加できます。
現在平塚市崇善公民館などで開催
原則第3日曜日10:30~12:00
〈ふれあい〉
こゆるぎ終了親子を対象に月1回開催
現在平塚市崇善公民館などで開催
原則第3日曜日13:30~15:00
〈ぷらっと〉
どなたでも出入り自由、お気軽にテーブルゲームを楽しめます。
ひらつか西海岸デポーカフェ他
第1or2土曜日 11:30~15:30
「関心はあるけれど忙しい」
「うちの子にはどうかしら?」
「ちょっとお試ししないとわからない」など、
いろいろな事情でワークショップ参加に迷われる方もいます。
そこで週末の買い物がてら、ちょこっとだけでも親子のいい時間が持てるよう、カフェの一角で月1回の開催始めました。
ゲームのあと、自分の気持ちを振り返る表情シールがもらえます。表情シールはよれよれになっても大事にするお子さんもいると聞きます。自分の気持ちを大事にすることにつながるといいなあと思っています。
子どもの発達成長は日々の体験の積み重ねによりますので、実際に、遊ぶ喜び体験で自発性を伸ばす、体験を通して親子のいい関係をいっそう深める、そしてくつろぎのひとときが親子それぞれの心のエネルギー補給となることを願っています。
〈参加費〉
〈こゆるぎ〉〈ふれあい〉は1家族500円
〈ぷらっと〉は1家族100円
平成28年度は助成金と寄付により運営しています。
どんな遊びをするの?
「遊び」をとおして、安心感、自発性、創造性、自己表現力、自然な競争心、問題解決能力、 コミュニケーション力、我慢するなどの心を育てましょう。 認知、集中力も高まります。
★テーブルゲーム
子どもが自ら選んだゲームで遊び ます。 相手としっかり向き合う体験は、 社会性が育つ上で重要です。
遊びのエッセンスがギュッと濃縮されているヨーロッパのテーブルゲームを中心プログラムに組み込んでいます。ヨーロッパのカードゲームは見るだけ、触るだけでもワクワクします。
指先を器用に使って脳を活性化、相手の表情や反応を感じ取る、運次第というゲームや記憶力が試されるゲームでは必ずしも親が勝つとは限りません。親と子がじっくり向き合い、また対等になれる機会でもあります。「もっとやりたい」という欲求は、心の深いところから自然に湧き上がる生きる躍動のようにすら思われます。
親とのいい関係は、自ずと身近な仲間遊びにも広がります。勝ち負けを味わい、自己主張、譲り合い、順番を待つ我慢などを短時間で体験することが可能です。
順番は「待たなければならない」と思うと苦痛ですが、「待てば必ず自分の番が来る」という安心を実感するとワクワクしながら順番を待つ楽しい体験に変ります。
★手遊び
指先と脳のストレッチ。 親と一緒の安心がこれからはじ まる活動への興味関心、意欲な どを高めます。
★ふれあい体験
粘土、お絵かき、親子ワークなど。 人とかかわりあう喜びを味わいます。
★気持ちの振り返り
表情カードを使って感情を表現。 感情の気づき、相互理解と尊重 の心が芽生えます。
★論語の素読
リズミカルに心身にひびく昔の 教えは、今も社会に生きる心の 支えになっています。
★リラクゼーション
自律神経を整える呼吸法で気持ちが落ち着きます。ストレスを和らげ感 情コントロールに役立ちます。
このように様々な遊びを取り入れることで、それぞれの遊びから相乗効果を得ています。
週末、短い時間でも親子で質のいい時間を過ごし心のエネルギーを満たすと、週明けの登園、登校の足取りが軽やかになるのではと思っています。
臨床心理士や研修を受けたスタッフの、カウンセリングマインドにもとづいた対応を通し、子どもの安心感をいっそう強め、自発性と感情の開放、仲間への関心を高めるお手伝いしています。
参加者の感想
ワークショップに参加された親御さんから、こんな感想をいただいています。
★参加しているとき、お子さんから感じること、お子さんの変化成長は?
ゲーム中
- 子どもが・安心感ある雰囲気の中で、のびのび楽しんでいる
- 表情が生き生きしている
- 年齢の違う子どもと過ごすことで良い刺激を受けている
ゲーム後の変化・成長
- 自分のいろいろな表情、感情に気づく
- 気持ちを受け止めてもらえることで、どんな気持ちも大切だと自信をつけられた
- 自分の感情を我慢せず言葉に出せるようになった
- 意見を言えるようになった
- 周りの人のことを考えられるようになった
- 友達との仲間意識を育てられた
- 自ら進んで遊んだり、コミュニケーションとれるようになった
- お母さんと一緒になって遊べる『特別な時間』が持てたと感じている
★ご自身、あるいは子育てに役に立つと思うことは?
- 困ったとき、どう対応すればいいかヒントがいっぱい
- 先生の子どもとのかかわり方、受け答えなど勉強になる
- 子どものことを相談できる場があって助かる、安心感が持てる
- 自分、子どもを客観的にみられる
- 自分を見直すきっかけになっている
- 一緒に楽しめることで親の気分転換になっている
- ふれあい遊びをしようと心がけられるようになった
- 子どもとじっくり向き合って遊ぶことができ会話のキャッチボールをする良い場
- いろいろな方とかかわって遊べる環境に感謝
- ゲーム機で遊ぶのと違って、子どもの発想が豊かになる気がする、
- 子どもの記憶として残る感じがする
★また参加したいと思うのは?
- 子どもが「行きたい」と楽しみにしているから、親も楽しみ
- 親子ともに成長できると感じたから
- 一人ひとりに丁寧に向き合ってもらえるから
- 悩み尽きない子育て、叱ってばかりいますが、この時間は優しくなれます。
★その他
- 継続して親子の体験ができる場が常設されることは、親にとっても子どもにとっても安心できることだと思う
- 「自分の居場所がここにもある」と気づき、安心して過ごしてほしい
- 実際に遊んでいるゲームの写真、遊んでいる様子、論語、感情カード、クレヨンでお絵かき、など、感情を引き出す遊びを沢山やっていることを他の親にもアピールしたい
代表者略歴
臨床心理士。医療機関、保育園、中学校・高校のスクールカウンセラーを歴任。
その他、学校サンサンスタッフ、塾講師、元保育士、元民生委員の方々がメンバーとして活動しています。